音の趣味嗜好と言うのは様々。
硬くてキラキラしたような音がいいと言う人から柔らかくしっとりとした感じが良いと言う人もいる。
どんなピアノの音がベストなのかと言う答などない。
各ブランドの音がありメーカーはそれに準じたピアノを作り調整をする。
自分に合う音を見つけることが重要で最高の音や絶対的な音などないのです。
各メーカー自分のところの音が最高とうたい宣伝するのは当たり前のことで、そのなかから聴きくらべ自分の感性に合う音を見つけることが重要です。
主要なピアニストが選んだからと言うものはひとつの判断基準に過ぎません。
ピアノ技術者も本来であれば様々な音の好み、趣味趣向に対応しなければなりません。
演奏する側の希望にそってピアノの状態と照らしあわせ求められる音へと調整する。
これが理想のピアノの音なのです。
自分の頭にある押し付けの理想の音では解決しない問題が出てきます。
いろいろなピアノ、演奏、ピアノ以外の楽器の音、絵画など芸術に触れ感性を磨くことが重要になってきます。