理想的なピアノの状態とは、常に楽器としてのピアノの性能を発揮できる状態であることです。
そのためには一度大掛かりに中のアクションを修理調整することが必要です。
実は新品であってもピアノの状態は万全ではありません。
ましてや年月が経ったピアノというのは調律が狂ってくるのと同様に中の主にタッチに関わる状態も変化してきます。
古いピアノが重く感じたり、弾きにくいと感じるのはこのためです。
このようなピアノでも調整をすることにより調律同様正常な状態に戻すことができます。
そのようにして一度直したピアノは壊れたり音が鳴らなくなるなどの不具合が起こりにくくなります。
そして常によい状態でピアノを弾くことが可能です。
この状態を常に保っていくことがピアノにとってもっともよく寿命が延びることにつながります。
またこまめにメンテナンスをすることにより、その時に湿気などの環境の変化も見てもらうことになり、悪い影響を受けていないかチェックすることができます。