2008年9月18日木曜日
チューニングピン
チューニングピンについて
弦をピアノ本体に張るためにピン板にささっているピン。弦を巻きつけたときの力は一本のピンにつき90kgほどにもなるためチューニングピンには強度が求められる。
その3分の2はネジがきってありこれをピン板にねじ込むことによりしっかりとピン板に保持される。
調律の際はこのピンを廻してしめたりゆるめたりし行うためしっかりとピン板に保持されているかが重要なポイントになる。
低音~高音まで全ての音についておりその数は250本程になる。※ピアノの機種、ブランドによって若干異なる。低音弦が1本で一つの音を構成しているもの、2本で一つの音を構成しているものがある。その数が異なるため。通常中音~高音は一つの音に3本の弦が張ってあり、チューニングピンもその数だけ存在する。
例外として最高音あたりが4本弦のものもある。
色はシルバーのものが一般的だがブルーのものもある。
材質等については後日記載予定。
チューニングピンは調律師が最も触れることの多い部品である。