2009年7月13日月曜日

古いピアノが買い取られたその先は?

古いピアノが買い取られたその先は?


古くなり使われなくなり買い取られたピアノがどうなっていくのかおおいに疑問の残ることです。


さてピアノはどこに行ってしまうのでしょう?



買取業者の中には処分料や運送代金の名目でタダ同然に引き取っていく業者も少なくはありません。

古くなり価値がなくなったとはいえ¥0で買い取られていくピアノはなんとも悲しいものです。



この古くなったピアノ実際にはほんとうに価値がないのでしょうか?


ほんとうに価値がないのなら売ってくださいと盛んにCMをしたりするでしょうか?



実際に買い取りされたピアノはそのほとんどが再生され中古ピアノとして店頭に並ぶことになります。

もしくは現在では中国などピアノ発展途上国に送られます。


なので価値がないと言うのは間違ってはいるのですが、ピアノはアコースティック楽器であるのである程度ベストの状態を保っていなければ楽器としての価値はありません。

ボロボロのピアノをオーバーホールや修理・調整をしてまともに弾ける状態に持っていくためには時間と労力がかかりその技術料がピアノの価値を引き上げます。


アコースティック楽器であるピアノは修理すれば100年でも使用可能な楽器です。

もし誰も使わなくなり放置してあるようなピアノを持っていたとしても、一度立ち止まり手放すことがほんとうに最善なのか考えてみることをお勧めします。